ラウェイ、初観戦。

以前から興味津々だったのに未だ観戦したことがなかったミャンマーの格闘技ラウェイ、ついに後楽園ホールで目撃することとなった。

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素手パンチ、頭突きが認められていることで知られるラウェイでは、打撃だけでなく投げ技も有効だ。打撃でも投げでも、倒れた選手がすぐに立ち上がればダウンとはみなされない。したがって10カウントのKOでも、実際は12カウントくらい数えることになる。恐ろしいことに金的は故意であれば反則にならない(入っちゃったら、仕方がない)。採点は一切しないので、全ラウンドが終了すればどんなに優劣があってもドローということになる。

つまりバッティングであるとか、金的、ダウンの基準、そして判定といった格闘競技における揉め事の元凶(?)が、潔いくらい見事に省かれている。「あーだこーだいうくらいなら、最初からなくしちゃえ」くらいの南国ノリなのかしれないが、こういった呑気さと過激さが紙一重だということは試合を観ればよく分かる。

異種格闘技戦のルール問題なんて、ルールをなくしちゃえばいいことじゃない…という初期UFCの元も子もなさを思い出す。で、やっぱり俺なんかはそーいうのが好きなんだよ。いやあ、興奮したなあ。

ミャンマーの選手たちの顔立ちや雰囲気には、アスリートとは異質の…例えば飯場の手配師みたいな凄みがあって「まだ10代だというのに、どんな人生を歩んできたんだろうか…」という気持ちにさせられる。鼻なんかみんな曲がってるし、潰れてるし。タイのナックモエとは、印象がまるで違って見える。

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IGF所属のプロレスラー、奥田選手はものすごいガッツで健闘したが、レスリング仕込みのスープレックスはミャンマー人を驚かせたのではないかと思う。現地で見ていない俺には想像しかできないが、投げといってもせいぜい足をかけたり、首投げしたりという程度ではないだろうか。首相撲の際に指でクラッチを組めるから、とにかく掴んで投げようという選手が出てきても不思議ではない。バスターやパワーボムを狙うケースもあるかもしれない。格闘競技の幅が広い日本に輸出されたことで、ラウェイの技術や戦法に変化が起きる可能性を考えさせられた。

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書いてまずいことではないと思うが、以前ある外国人女子プロレスラーに「一番強いと思うのは誰?」と尋ねた時、先方から即座に返ってきた答は「ナナエ(高橋奈七永選手)」だった。「君でも勝てないの?」「彼女になんか絶対かなわないわよ!」というようなやり取りに驚いた記憶があるが、昨日の高橋選手の殴り合いを見たら…ええ、大いに納得しました。あんなキレのいいバックエルボー、喰らう方にしたら冗談じゃないよなあ。


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