大日本プロレス「両極譚」。

「♪もう幾つ寝ると…」と指折り数えて楽しみにしていたら思いの外早々と当日になってしまい、カブトムシ採集ばりに早起きして仕事を済ませて、そのまま大日本プロレス両国国技館大会へスッ飛んできた。両国駅前から会場内まで、気の狂った格好の老若男女が百鬼夜行状態。プロレスTシャツって、やっぱりヘンだよな。

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↑そんな奇妙なTシャツのひとつを、今年もデザインさせて頂いた。昨年は試合開始前に完売してしまったので、かなり多めに用意されたとのことだったが、それでもイベント終了時には全サイズソールドアウトとなった。お買い上げ頂いた皆様に、心より御礼を申し上げます。

まあ、どこを向いても人、人、人で大盛況。知り合いにも結構会ったけれど、観に行く前に声を掛けてくれる人は誰もいないんだよ。こちらから誘って無理矢理連れてきた高校の同期生は、席に付くなり「『殺せ殺せ』の大合唱だな」。近頃は、それを先に言われることが多い。

オープニングムービーのBGMがRCサクセションの「ドカドカうるさいR&Rバンド」だったので、個人的には早くも大会の成功を確信。昔から「プロレスの巡業も、このフィーリングなんじゃないかなあ」と想像しながら聴いていたし、そんなサウンドが相応しい団体は世界広しといえど大日本プロレスしかない。素敵過ぎる映像に合せて口ずさみながら、涙が出そうだったよ。

試合はカードごとの個性が光って、さながらレストランのコース料理…というとらしくないので、色とりどりの小鉢が並んだ定食屋のようだった、と表現したい。前述のように寝不足気味だったにも関わらず、ビールを飲みながらでも全く眠くならなかった。国技館でプロレスを観ると、不覚にも結構な割合で寝ちゃうんだけど…。

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↑ストロング新王者となった神谷選手の、実に見事なバックドロップ。この後にもう一発追い打ちして、屈強な岡林選手から3カウントを奪取した。

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↑こちらも衝撃の戴冠劇となったデスマッチヘビー級戦、星野選手のセントーンがズバリと決まって3カウント。スキャフォード、つまり足場を使うアイデアは大成功だった。大会場に合せてリングを立体的にアレンジできるのは、まさにデスマッチならではである。

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↑ストロング、デスマッチ共に劇的な王座移動という印象が強いものの、デビュー4年目でのベルト奪取と、41歳での初戴冠ということで両者の立場は対照的でもあった。今後の展開が楽しみとしか言い様がない。

「週刊プロレス」風に表現すれば、大日本プロレスは、不器用な人たちによる不器用な人たちの為のプロレス、ということになるらしい。勿論器用で悪いことはないし、わざわざ不器用である必要はないのに、何故かこの表現は美しい。分不相応を承知で書かせて頂くが、大会記念Tシャツをデザインしている人間も相当に不器用ですからね。要領が悪いまま、いい歳になってしまった。でも生きてさえいれば、年に何度かは「それでも、いいことはあるよ」という気分になる。そういうものだ。

鬼も大爆笑だろうが、来年の両国大会も楽しみにしています。


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