☆ドージョーアッパレよりお知らせ(ブログ記事はこの下です)

ドージョーアッパレ主催

「格闘演芸道場WRE」Vol.6

お江戸両極亭譚2017

 

アブドーラ・小林のデスマッチ式演芸会!



◎開催期日:2017年11月22日(水) 18時45分開場 19時15分開始

◎会場:お江戸両国亭/墨田区両国4-30-4両国武蔵野マンション1F(京葉道路沿い)

◎木戸(入場料):前売/2,000円 当日/2,200円

◎出演

春風亭 傳枝(しゅんぷうてい でんし/落語芸術協会)
入船亭 扇蔵(いりふねてい せんぞう/落語協会)
春風亭 小柳(しゅんぷうてい こりゅう/落語芸術協会)

ゲスト:アブドーラ・小林(大日本プロレス

多分、絵を描くことになる人:小沢 聖(おざわ せい/イラストレーター)

☆チケット(当日窓口でのお引換)のご予約は、代表者のご氏名、人数をご明記の上で下記アドレスまでご連絡お願い致します。

wre.info2012@gmail.com

皆様のご来場を、アゴを長くしてお待ちしております。

 

シュートボクシングを観て、思い出した色々。

両国国技館で開催された年に一度のビッグエベント「SHOOT BOXING S-cup 世界トーナメント2014」を観戦した。

シュートボクシング
↑キックボクシングを基本に投げ、スタンディング状態の関節技を認めた、立ち技の総合格闘技がシュートボクシング(以下SB)である。

最早そういったことを振り返る機会も滅多にないのだろうが、SBは、プロレスがなければ存在しなかったであろう格闘技だ。創始者のシーザー武志氏が佐山聡氏、故カール・ゴッチ氏との交流から競技のコンセプトを発案したといわれているが、プロレスラーから得られた影響の実際までは我々には分からない。しかしながら「シュート」という言葉はれっきとしたプロレス界の隠語であって、シーザー氏が長らく身を置いていたキック界からは絶対に出てこない単語である。発足当時は子供ながらに「大胆なネーミングだなあ」と妙な感心をしたことを憶えている。

シュートボクシング
↑ラウンドガール嬢がニッコリしながら「シュートサイン」を掲げる様子は、プロレス側の視点からすると割にとんでもない光景ということになる。

80年代後期、UWFと「週プロ」を味方に付けたSBは、瞬く間に知名度を高めていった。シーザー氏の連勝時代、後楽園ホールは常に満員の盛況だった。新興格闘技のパイオニアとして、シーザー氏には絶対王者の肩書きが必要だった。そしてリングサイドのUWF勢は、興行に箔と華を添えていた。そんな折にある大会で、それまで好試合を連発していた若手選手が、リング上で異例のマイクアピールを行った。阿部健一という一本気な青年は、エプロンに佇むシーザー氏に向かって「僕と闘ってください!」と肩を震わせながら叫んだ。「まあまあ、物事には順番があるから」と若者をたしなめたシーザー氏の言葉に、客席からドッと笑いが起きた。

それから数年後、90年代に入ってからプロレス団体UWFインターナショナルのリングで、それと大変よく似た事件が発生した。いわゆる「僕と真剣勝負してください」発言だが、その顛末を報道する専門誌を読んだ俺は、SBのリングで孤軍奮闘する阿部健一の姿を思い出した。SBには、やはりプロレスの血が流れていたのだと思った。

時をやや遡って1989年「格闘技の祭典」のメインエベントで、空手家の青柳政司館長を相手に椅子を振り回して大暴れした大仁田厚氏は、試合後のバックステージで「プロレスをバカにするな。SBなんか、プロレスの美味しいところばっかり持っていきやがって」と激高した。当時は「なんでSBなんだろ…?」と首を傾げた向きもいただろうが、SBを熱心に観戦していた俺は大仁田氏の嗅覚に脱帽する思いだった。状況を読んで咄嗟に対立概念を作り出す、後の「涙のカリスマ」のセンスは凄まじい。

シュートボクシング
↑同門である中澤マイケル選手とエキジビションマッチに登場した飯伏幸太選手は、のびのびとしたSB風プロレスで国技館を沸かせた。

「そりゃあ、大仁田厚が生き残る訳だよなあ」と、縦横無尽に躍動する飯伏選手を眺めつつ、そんなことを思い出した。既にプロレスの匂いが払拭されて久しいSBのリング上で、飯伏選手は明らかにエイリアン的な存在だった。ゴールデンスター、やっぱりモノが違いましたね。お客さん、大喜びでしたよ。


[プロレス、格闘技][イベント]
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後楽園ホールで、IGF。

オーストラリアからやってきたマッドドッグ&ビクシンと一緒に、後楽園ホールで開催されたIGFのファン感謝イベントへ行ってきた。

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↑かつての若麒麟関は、今やすっかりプロレスラーそのものといった風貌。今更ながら、本当に大きい。

観客席の二人は熱烈な記念撮影、握手攻めにあっていた。かつての猪木信者が多数を占めるIGFファンの年齢層は、他団体に比較して幾らか高めだ。俺をマネージャーか何かと思っているご年配の方たちから「プロレスラーの方ですよね? 写真、よろしいでしょうか?」と丁重にお願いされると、大変恐縮するものがある。

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↑「最近、認知症が出てきてね。『猪木さん、あなたの子供です』『この子もあなたの子です」って、みんな認知しちゃって、ムフフフ」…流石は、我等がアントンである。

「日本人は相撲や柔道のようなマーシャルアーツのひとつとして、そしてカルチャーとしてプロレスを捉えてきた。我々はレスラーを尊敬しているんだよ」と伝えると、「よく分かるよ。カルチャー…ブンカ、だね」と聡明なマッドドックは神妙な表情を見せた。我が国のプロレスの歴史は、武道をベースにリアリティを追求して作られてきたものだ(凶器が飛び交うデスマッチですら、その流れに含まれるはず)。実際のディティールが何であれ、勝負論を抜きに日本のプロレスは発展しなかったに違いないし、そこに絶対的スケール感を伴ったアントニオ猪木は、まさにジャパニーズ・レスリングの象徴的存在なのである。

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↑そんなプロレスを観て育っちゃったもんでね、「日本のプロレスがエンタメになりきれなかった原因は猪木」とか「対世間だとか市民権とか、全然興味ない」とか「楽しければいいじゃん。昔のこと知ってたって偉くも何ともない」なーんて言われちゃうと、やっぱり虫の居所も悪くなるんですよね。

IGFが後楽園でイベントを組むのは初めてだったかもしれないが、意外(?)にも試合の迫力には驚かされた。エキジビションだけに打撃は軽いが、グラウンドの息詰るような緊張感は我々を退屈させなかった。そして相撲、柔道、総合の世界で活躍した巨体のトップアスリートたちは、その存在感と身体能力で観客を圧倒する。

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↑後楽園ならではの、この迫力と説得力。是非とも多くの方々に味わって頂きたい。

大会場での単発興行だけでなく、IGFは後楽園ホールで定期戦を行うべきだ。澤田選手と岡本選手の凄まじい場外乱闘は、観客席の密集した後楽園で観なければ逆に勿体ない(いわゆるハードコアというのではなく、あれはまさにプロレスの「場外乱闘」だった)。タニマチ頼りでプロレスファン率が低いといわれるIGFだが、後楽園でド迫力の攻防を見せ続ければ、評価は絶対についてくると思う。

もう一度言う。IGFは後楽園ホールで定期戦を行うべきだ。


[プロレス、格闘技][イベント]

マッドドッグ&ビクシンのTシャツ。

海外からデザインをご依頼頂いたTシャツは、大抵が国内未発表状態である(実は隠れて色々やってるんですよ)。その多くが国内販売不可能であることが理由だが、目の届かぬ海外だけに取引だけ終えていつ製品化されるか分からないケースもあるし、酷い場合は勝手にデザインを変えられたりもするし…といった問題が全く無い、本当に気持ちよく仕事をさせてくれるオーストラリアの二人、マッドドッグ&ビクシンのTシャツをご紹介させて頂きます。

maddog マッドドッグ
↑オージーには珍しいデスマッチファイターのマッドドッグ、有刺鉄線と蛍光灯はやはり欠かせない。オーソドックスなデザインながら、商品は既に完売とのことで大変光栄(まあ、何枚作ったのかは謎だが)。

以前、宴席で額に爪楊枝を刺して遊んでいたら、「平気だから、俺の腕に刺してくれよ」とマッドドッグからリクエストされて、傷だらけの二の腕に恐る恐るブッ込んだことがある。皮膚を突き破る、あの独特の感触…マッドドッグの笑顔がまた、トラウマに輪を掛けるんだよなあ。

ビクシン vixsin
↑ビクシン(Vixsin)とは、女狐を意味する。「九尾の狐」は彼女自身からの発案で、東洋の伝説的なモンスターに興味を抱いていたとのこと。「美狐心」という当て字はやや強引だが、字面は悪くない…でしょ? 一見してプロレスと無関係に思えるデザインは、それはそれで面白い。

そういえばビクシンからも「私の腕に爪楊枝を刺してみてよ」って頼まれたんだよなあ。思い切ってブチ込んだら、弾力性に富んだ皮膚に跳ね返されて爪楊枝がポーンと宙に…最終的にはしっかり刺さったけれど、やっぱり本人は笑ってるというねえ。

そんな恐れ知らずの二人を、応援して頂ければ幸いです。

※こちらの商品は「ドージョーアッパレ」ではお取り扱いしておりませんのでご注意下さい。


[Tシャツ][イラスト、デザイン][プロレス、格闘技]
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